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鹿児島・大隅半島で春を満喫しては?鹿屋市の花畑「ダマスクの風」肝付町恒例「えっがね祭り」

2024年3月29日(金) 18:30

子どもたちも春休みに入り、家族や仲間同士でドライブへ出かける機会も多くなるかと思います。鹿児島・大隅半島のこんなスポットに出かけてみてはいかがでしょうか?

色とりどりの花々が咲く庭園。高隈山系の麓に広がる鹿屋市小薄町の「ダマスクの風」です。

広さは約3ヘクタール。黄色に白、オレンジの花びらが風に揺れるポピーや…40種類もの様々な品種を一堂にそろえたチューリップなどが、まるで花を敷き詰めた“じゅうたん”のように咲き誇ります。

来場者
「きれいですね。ポピーもきれいだし、チューリップもいろんな種類がある。さわやか。春の風を感じながら。気持ちも休まりますし、『あしたから頑張ろうかな』というエネルギーにもなる。花に癒やされて」

2012年に開園し、2024年で13年目を迎える「ダマスクの風」を運営するのは、門倉美博さんです。無農薬にこだわり、施設の規模を少しずつ広げてきました。

そんな門倉さんが、平和への願いを込めて2024年初めて設けたのが、青のネモフィラと…黄色のアリッサム。ウクライナの国旗の色にあわせて植えられました。

ダマスクの風・門倉美博園長
「戦争が早く終わらないと、地球もだめになりますから。ぜひ見に来てリラックスして、ストレス解消してもらえたら」

「ダマスクの風」の開園時間は午前10時から午後5時まで。入園料は大人300円、中学生以下は無料となっています。

続いてはこちら!

生きのよさが自慢のイセエビを心待ちにしている人も多いのではないでしょうか。

肝付町の春の恒例イベント「えっがね祭り」がいよいよ30日から始まります。

“えっがね”とは「縁起のいいエビ」、つまりイセエビのこと。太平洋に面した内之浦漁港に水揚げされるイセエビは年間約6トン。鹿児島県内でもトップクラスの水揚げ量を誇ります。

そのイセエビをおいしく、そしてリーズナブルに食べられるのが「えっがね祭り」。参加するのは内之浦地区と高山地区の5つの店舗です。

イベントを前に、それぞれの店で提供される料理が報道陣にお披露目されました。

プリプリッとした食感の刺身に、磯の香りが凝縮したみそ汁。

さらには身の詰まった姿焼きなど、イセエビ尽くしの定食を中心にそれぞれの店で3000円から9000円ほどでイセエビを堪能することができます。

いなかのお店・東泊景一郎店主
「もう少し春らしい気候になったら、どんどん水揚げされると願っている。黒潮にもまれて、捕れるイセエビだから、身が引き締まっておいしいと思う」

料理を試食した実行委員会の反応も上々です。

実行委員会メンバー
「本当においしいね。甘い。プリプリしますね」

「えっがね祭り」は30日から4月21日まで。イセエビ料理のほとんどは店への予約が必要で、実行委員会では前もって問い合わせをするよう呼びかけています。

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