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トカラ列島近海で地震相次ぐ 専門家 警戒呼びかけ 鹿児島・十島村

2021年12月6日19:14

鹿児島県十島村のトカラ列島近海では4日から震度1以上の地震が相次いでいます。今のところ被害の情報は入っていませんがこの地域では2021年4月にも連続した地震が発生していて、専門家は警戒を呼びかけています。

トカラ列島近海を震源とする地震は4日午後から発生していて、震度1以上の揺れが4日が59回、5日が79回、そして6日は午後6時までに35回観測されています。

5日昼前には悪石島で最大震度4を観測する地震が発生しています。

今のところ地震による被害の情報はありません。

十島村によりますと、地震との関連は不明ですが悪石島で5日から断水が続いていて、奄美大島などから運んだ水を各家庭に配ったということです。

今回の地震について鹿児島大学地震火山地域防災センターの仲谷幸浩特任助教は「まだ不明な点が多い」と説明します。

鹿児島大学地震火山地域防災センター・仲谷幸浩特任助教
「今回の地震は陸側プレートの地殻内で発生している。短期間でまとまって発生する群発地震の特徴を示していて、なぜ群発化しているか、メカニズムは現時点では分かっていない。火山が近隣にある地域だが、現時点でこれが火山性による群発地震かは分かっていない」

トカラ列島では2021年4月にも今回のような連続した地震が発生していて、震央分布図を並べてみると、地震の発生ポイントがほぼ重なっていることがわかります。

鹿児島大学地震火山地域防災センター・仲谷幸浩特任助教
「4月は活動開始から3、4日が最盛期で有感地震も多く、収束まで2~3週間。ただし必ずしも過去の群発地震と同様の傾向をたどるとは限らないので、日頃から大きな地震に備えることを念頭に置いてほしい」

気象台は今後も震度1以上の地震が発生する可能性が高いとして、引き続き地震活動に注意するよう呼びかけています。

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