番組表
ON AIR

ニュース・スポーツ

口永良部島 全島避難となった噴火から5年 専門家「今も同程度のポテンシャル」

2020年5月29日21:00

2015年5月29日鹿児島県の口永良部島の新岳が爆発し、住民全員が島外に避難を余儀なくされてから5年です。火山の専門家は現在も、いつ大きな噴火が起きてもおかしくないと警告しています。

【京都大学防災研究所 井口正人教授】
「2015年噴火の前に現れた現象がそろってきているというのが今の状況」

2015年5月29日、屋久島町の口永良部島の新岳が爆発し噴煙は火口から9000m以上上がりました。

気象庁は噴火警戒レベルを避難の5に引き上げ、当時の住民137人は全員、島外に避難を余儀なくされました。

あれから5年。

【安楽遥記者 リポート】
「火口からは白い噴煙が途切れなく上がり、現在も火山活動が続いていることが分かります」

新岳では5月14日以降噴火は確認されていませんが、鹿児島地方気象台は2015年の爆発に匹敵する火山活動に発展する可能性があるとして入山規制の噴火警戒レベル3を継続しています。

京都大学防災研究所の井口正人教授は、2015年以来観測されていなかった地盤の膨張が見られること、火山ガスの量の多さが2015年の噴火前と同程度であることからいつ大きな噴火が起きてもおかしくないと話します。

【井口正人教授】
「ポテンシャル的には2015年くらいの噴火は起こると思っている」

そして迅速な避難が必要だと警戒を呼びかけます。

【井口正人教授】
「噴火が起こったから避難するのではなくてレベルがあがるということはそれ相応の警戒態勢が必要であるということを意味しているので、それに沿った避難等の対応が必要」

過去の記事