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北九州で新型コロナ感染者急増 感染症の専門家「鹿児島でもさらに注意が必要」

2020年5月28日19:28

新型コロナウィルスは鹿児島県内では38日間新たな感染者は確認されていませんが、福岡県北九州市では、27日までの5日間で22人の感染が確認されています。県内でふたたび感染が発生する可能性や注意点について専門家に聞きました。

北九州市では、4月30日から23日間にわたって新型コロナウイルスの感染が確認されていませんでしたが、5月23日から27日までにあわせて22人の感染が確認され、このうち17人については感染経路がわかっていません。

北九州市での感染者急増について、感染症が専門の鹿児島大学西順一郎教授は次のように受け止めます。

【鹿児島大学 西順一郎教授】
「感染経路がはっきりしない方が多いことは非常に懸念している。これから国のクラスター対策班も入って調べると思いますが少なくとも1カ所のクラスターだけではなくて複数の患者が発生している場所があることが推定されるので、それを早く見つけて広がりを防ぐことが今、大事だと思います」

これまで10人の感染が確認された鹿児島県内では、4月20日以降、38日間にわたって新たな感染は確認されていません。

しかし、西教授は全国の緊急事態宣言解除で人の移動も増えることから、引き続き注意が必要だと呼びかけます。

【西順一郎教授】
「鹿児島や宮崎は1カ月以上感染者はみられていませんので潜在的に鹿児島の方で患者がいるとは思えません。ただ今後、北九州だけではなく東京などの移動も増えてきますので、引き続き鹿児島でも患者の発生や波及は十分予想されるので”さらに注意が必要”だと思います」

西教授は、改めて「風邪の症状や発熱があった場合には、無理をして仕事や学校に行かない」といった基本的な対策が最も重要だと呼びかけています。

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