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「いけすが足りない!」→カンパチなどを給食に 鹿児島県

2020年5月25日19:46

鹿児島県は、新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込む県産のカンパチや和牛などを買い上げ、給食で提供すると発表しました。苦しい経営を強いられている鹿屋市漁協を現状を取材しました。

【春山たかよ記者 リポート】
「あちらに見えるのがカンパチのいけすです。関東などへの出荷が止まりおよそ15万匹が行き場を失っているということです」

県内で有数のカンパチの産地、鹿屋市では、2020年3月以降、売り上げが減り続け、5月は前年比でおよそ7割落ち込む見込みです。

今は、いけすに稚魚を入れる時期ですが、成魚を出荷できないため、いけすが足りない状態となっています。

【鹿屋市漁協 皆倉貢組合長】
「残った魚がいつ売れるかとそれだけが心配で、いけすが足りず先行きが全く見通せない。台風などの被害があっても1カ月程度で解消できていたが、せっかく3年かって育てた魚が売れないということは非常に困った状態で頭が痛いところ」

県は、緊急の経済対策として約13億円の予算を確保し、鹿児島のカンパチ、ブリ、和牛を小中学校の給食に使うと発表しました。

現在、各市町村の教育委員会などと調整中で、準備が整い次第、開始されるということです。

【鹿屋市漁協 皆倉組合長】
「夢のような話しで、今までにない話を聞いて非常に喜んで少しだけ明るい気持ちになった。給食を食べる子どもたちがカンパチを食べて、『カンパチおいしい』『また食べようか』という気分になってくれれば非常にありがたい」

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