「あってはならない」鹿児島県警100件超の情報流出 国家公安委員長が苦言
2024年3月19日(火) 17:00
鹿児島県警で個人情報を含む100件以上の事件の資料が流出した可能性がある問題について、19日、松村祥史国家公安委員長は、閣議後の記者会見で「あってはならないと考えている」と述べました。
松村祥史国家公安委員長
「鹿児島県警において警務部長以下50人の態勢を構築し、厳正な調査、捜査を行っていると承知している」
県警によりますと、3月16日、ウェブメディアに2つの事件に関する2人の個人情報が含まれた県警の「告訴・告発事件処理簿一覧表」とみられる文書が掲載されました。
「処理簿一覧表」は、事件の処理経過を管理する目的で作成したもので、容疑者や被害者の実名、捜査状況が書かれていてウェブメディアでは、100件以上の県警の捜査資料と300人以上の個人情報の流出を指摘しています。
この問題について、19日、松村国家公安委員長は閣議後の記者会見で次のように述べました。
松村祥史国家公安委員長
「個人情報の漏えい事案はあってはならないと考えている。鹿児島県警において厳正な調査、捜査のうえ、判明した事実関係に即して、適切な対応が行われるよう警察を指導したい」
情報流出について県警は、3月12日に別のウェブメディアでも4つの事件に関する情報の流出があったと明らかにしています。
いずれも掲載された文書は、2023年12月ごろまで県警内部でアクセス権があれば印刷が可能でした。
県警では警務部長以下、50人態勢で情報漏えいの調査を行うとともに、違法行為の疑いも視野に入れた捜査をするとしています。
松村祥史国家公安委員長
「鹿児島県警において警務部長以下50人の態勢を構築し、厳正な調査、捜査を行っていると承知している」
県警によりますと、3月16日、ウェブメディアに2つの事件に関する2人の個人情報が含まれた県警の「告訴・告発事件処理簿一覧表」とみられる文書が掲載されました。
「処理簿一覧表」は、事件の処理経過を管理する目的で作成したもので、容疑者や被害者の実名、捜査状況が書かれていてウェブメディアでは、100件以上の県警の捜査資料と300人以上の個人情報の流出を指摘しています。
この問題について、19日、松村国家公安委員長は閣議後の記者会見で次のように述べました。
松村祥史国家公安委員長
「個人情報の漏えい事案はあってはならないと考えている。鹿児島県警において厳正な調査、捜査のうえ、判明した事実関係に即して、適切な対応が行われるよう警察を指導したい」
情報流出について県警は、3月12日に別のウェブメディアでも4つの事件に関する情報の流出があったと明らかにしています。
いずれも掲載された文書は、2023年12月ごろまで県警内部でアクセス権があれば印刷が可能でした。
県警では警務部長以下、50人態勢で情報漏えいの調査を行うとともに、違法行為の疑いも視野に入れた捜査をするとしています。