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出張旅費着服で荒木町長が会見 不正額は180万円 鹿児島県屋久島町

2020年4月2日20:26

鹿児島県屋久島町の荒木耕治町長が、公務で出張する際の出張旅費の一部を着服していた問題です。荒木町長が4月2日、過去に受け取った差額の総額を明らかにしました。

屋久島町内のホテルで荒木町長と代理人の弁護士が記者会見を開きました。

【屋久島町荒木耕治町長】
「私の不徳の致すところにより皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」

この問題は、荒木町長が公務で出張する際、町などから受け取った普通運賃の航空券を格安のシルバー割引に切り替えて、差額を着服していたものです。

会見で荒木町長は65歳になった2015年以降、わかっているだけでも83回にわたって航空券をシルバー割引に切り替えていて、着服した金額はあわせておよそ180万円にのぼることが明らかになりました。

荒木町長は空港のカウンターでシルバー割引を勧められて利用するようになったと話し、差額のお金については国会議員や町の職員との会食などに使ったとして次のように弁明しました。

【荒木町長】
「着服という気持ちは今も全くありません。東京に行くたびに今の出張規程では赤字で手出しの部分も多いので少しでも足しにとシルバー割引を利用しました。」

荒木町長は町などにすでに差額を返還していて今後、自身の給与を半年間無給にする条例案を議会に提出する方針を示しました。

この問題を追及している町議会議員は次のように話しました。

【真辺真紀 町議会議員】
「『返せば済む』という認識のままなんだということが自覚がないということは、町長としての資質がない」

また、荒木町長を詐欺罪などで刑事告発した住民グループの代表はー

【清く正しい屋久島をつくる会鹿島幹男代表】
「各市町村から『屋久島は何をやってるの』と。この信頼回復を荒木さんがとれますか」

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