鹿児島空港 「旅立ち」と「別れ」 友人や家族に手を振って
2025年3月26日(水) 18:27
春は旅立ちと別れの季節です。
空の玄関口・鹿児島空港では、就職のために県外に向けて旅立つ若者と、それを見送る家族、友人たちの姿が見られました。
「バイバイ、元気でね!」
鹿児島空港の搭乗ゲート前。
友人とハグを交わすこちらの女性は、看護師として働くため大阪へと旅立ちます。
見送る友人
「5年間一緒に生活して実習も乗り越えてきたので、大阪に行っても頑張ってほしい」
大阪で就職する女性(20)
「これからいろんな壁があると思うけれど、一緒に頑張って支え合っていきたい」
友人たちは展望デッキに上がり、大阪行きの飛行機を見送ります。
旅立つ姿を双眼鏡越しにスマホで撮影・・・
見送る友人
「いた、いた、いたー!」
「いたーっ!」
「行ってらっしゃーい!」
「がんばってー!」
鹿児島空港ビルディングによりますと、1日の利用客数は通常4000人から5000人ですが、この時期は就職や入学の異動時期と重なり、利用客は7000人から8000人ほどに増えるということです。
東京で就職するというこちらの男性もその一人。
家族総出で見送りに来ていました。
東京で就職(18)
「初めての1人暮らしなので、かなり不安の方が大きい」
祖母
「あまり東京に染まらないで、今のままでいてほしい」
このゲートの先にあるのは家族からの独立です。
寂しさや不安を見せまいとするその背中を、家族は静かに見送ります。
こちらの男性4人組は大学の軽音楽部でバンドを組んでいました。
ギターボーカルのメンバーが東京のIT関連企業に就職するため、バンドも一時休止です。
見送る友人
「普段一緒に活動したり、ご飯を食べたり、日常で一緒にいたので、それがなくなるのは寂しい」
東京で就職(22)
「寂しいけれど飛行機もあるので、会いたい時に会える」
搭乗ゲートを抜ける男性は最後まで後輩たちにおどけた表情を見せていました。
そして、飛び立つ東京行きの便。
後輩たちは静かに手を振っていました。
後輩
「先輩が帰ってくるたびにバンドを再開して続けていきたい」
「旅立ち」への期待と「別れ」の寂しさ。
その両方の感情も乗せて飛行機は飛び立っていきます。
空の玄関口・鹿児島空港では、就職のために県外に向けて旅立つ若者と、それを見送る家族、友人たちの姿が見られました。
「バイバイ、元気でね!」
鹿児島空港の搭乗ゲート前。
友人とハグを交わすこちらの女性は、看護師として働くため大阪へと旅立ちます。
見送る友人
「5年間一緒に生活して実習も乗り越えてきたので、大阪に行っても頑張ってほしい」
大阪で就職する女性(20)
「これからいろんな壁があると思うけれど、一緒に頑張って支え合っていきたい」
友人たちは展望デッキに上がり、大阪行きの飛行機を見送ります。
旅立つ姿を双眼鏡越しにスマホで撮影・・・
見送る友人
「いた、いた、いたー!」
「いたーっ!」
「行ってらっしゃーい!」
「がんばってー!」
鹿児島空港ビルディングによりますと、1日の利用客数は通常4000人から5000人ですが、この時期は就職や入学の異動時期と重なり、利用客は7000人から8000人ほどに増えるということです。
東京で就職するというこちらの男性もその一人。
家族総出で見送りに来ていました。
東京で就職(18)
「初めての1人暮らしなので、かなり不安の方が大きい」
祖母
「あまり東京に染まらないで、今のままでいてほしい」
このゲートの先にあるのは家族からの独立です。
寂しさや不安を見せまいとするその背中を、家族は静かに見送ります。
こちらの男性4人組は大学の軽音楽部でバンドを組んでいました。
ギターボーカルのメンバーが東京のIT関連企業に就職するため、バンドも一時休止です。
見送る友人
「普段一緒に活動したり、ご飯を食べたり、日常で一緒にいたので、それがなくなるのは寂しい」
東京で就職(22)
「寂しいけれど飛行機もあるので、会いたい時に会える」
搭乗ゲートを抜ける男性は最後まで後輩たちにおどけた表情を見せていました。
そして、飛び立つ東京行きの便。
後輩たちは静かに手を振っていました。
後輩
「先輩が帰ってくるたびにバンドを再開して続けていきたい」
「旅立ち」への期待と「別れ」の寂しさ。
その両方の感情も乗せて飛行機は飛び立っていきます。