桜島と生きる画家の企画展 1月25日と26日、2日間だけの開催 難病の画家を芸術家たちが応援 鹿児島
2025年1月24日(金) 20:38
荒々しい溶岩を背にぶつかり合う牛。自然の息づかいが聞こえてくるようです。
会場に並ぶのは桜島を描いた作品の数々。
鹿児島市の長島美術館で1月25日と26日、野イ忝宗男展が開催されます。
これらの作品は、桜島から運ばれてきました。
画家、野イ忝宗男さん。85歳です。
1940年に福岡県で生まれ、武蔵野美術大学を卒業。
東京を中心に活動を続けていましたが、1991年、桜島に拠点を移しました。
きっかけはテレビで見た桜島。
画家・野イ忝宗男さん(85)
「ふわっと桜島が出てきて、その時に何か自分が求めていたものはこういうところにあるんじゃないかと、自分の中に湧いてきた」
半世紀近く描き続けてきましたが、9年前に難病を患い、歩行が困難になりました。
キャンバスに向き合うことも、できないままです。
このままでは作品が埋もれてしまう。
そんな思いで作品展を企画したのは、鹿児島の芸術家たちでした。
竹文化研究家・橋口博幸さん
「これは積み込んでるんですよ。あともう1個ぐらいありましたよね」
イラストレーター・大寺聡さん
「尊敬しているっていうところから始まっている。美術とか絵画と言う枠にとらわれずに、単純に見てびっくりするものだと思うので、普段美術館に行かない人にも見てもらいたい」
2メートル近くある作品で車の荷台は一杯に。
こうして野イ忝さんの作品は24日、美術館に運ばれました。
野イ忝さんが桜島を書き続ける理由とはー
画家・野イ忝宗男さん(85)
「一番引かれるのは、(桜島が)噴火しているからだと思う。生きている地球の証みたいな、そういう感じを抱かせるところ」
企画展は1月25日と26日、鹿児島市の長島美術館で開かれています。
会場に並ぶのは桜島を描いた作品の数々。
鹿児島市の長島美術館で1月25日と26日、野イ忝宗男展が開催されます。
これらの作品は、桜島から運ばれてきました。
画家、野イ忝宗男さん。85歳です。
1940年に福岡県で生まれ、武蔵野美術大学を卒業。
東京を中心に活動を続けていましたが、1991年、桜島に拠点を移しました。
きっかけはテレビで見た桜島。
画家・野イ忝宗男さん(85)
「ふわっと桜島が出てきて、その時に何か自分が求めていたものはこういうところにあるんじゃないかと、自分の中に湧いてきた」
半世紀近く描き続けてきましたが、9年前に難病を患い、歩行が困難になりました。
キャンバスに向き合うことも、できないままです。
このままでは作品が埋もれてしまう。
そんな思いで作品展を企画したのは、鹿児島の芸術家たちでした。
竹文化研究家・橋口博幸さん
「これは積み込んでるんですよ。あともう1個ぐらいありましたよね」
イラストレーター・大寺聡さん
「尊敬しているっていうところから始まっている。美術とか絵画と言う枠にとらわれずに、単純に見てびっくりするものだと思うので、普段美術館に行かない人にも見てもらいたい」
2メートル近くある作品で車の荷台は一杯に。
こうして野イ忝さんの作品は24日、美術館に運ばれました。
野イ忝さんが桜島を書き続ける理由とはー
画家・野イ忝宗男さん(85)
「一番引かれるのは、(桜島が)噴火しているからだと思う。生きている地球の証みたいな、そういう感じを抱かせるところ」
企画展は1月25日と26日、鹿児島市の長島美術館で開かれています。