荒茶生産量 鹿児島が初の全国首位 栽培面積をおおむね維持 収穫量増
2025年2月18日(火) 18:14
1959年の統計開始以来、初の全国1位です。
農林水産省が2月18日発表した2024年産の作物統計調査で、鹿児島の荒茶の生産量が静岡を抜いて全国1位となりました。
農林水産省が18日発表した作物統計調査によりますと、加工処理が行われた状態の茶葉・荒茶の2024年の生産量について、鹿児島は2万7000トンで静岡の2万5800トンを抜き、初めて全国1位となりました。
荒茶の生産量で鹿児島が静岡を上回り首位に立ったのは、1959年の統計開始以来、初めてです。
背景として農林水産省では、ここ10年間で茶葉の栽培面積が静岡では3割近く減少したのに対し、鹿児島では5%程度の減少にとどまったこと、また鹿児島ではペットボトル用の茶葉などで需要が安定し、茶葉の収穫量を増やせたことなどがあるとみています。
この快挙について県茶生産協会の坂元会長は次のように話しました。
県茶生産協会・坂元修一郎会長
「農家の努力はもちろん、行政、農協、指導機関、茶商、みなさんの協力があって今があると思う。これを機にさらに鹿児島だけでなく日本のお茶自体が(世界で)売れていけばいいと期待している」
農林水産省が2月18日発表した2024年産の作物統計調査で、鹿児島の荒茶の生産量が静岡を抜いて全国1位となりました。
農林水産省が18日発表した作物統計調査によりますと、加工処理が行われた状態の茶葉・荒茶の2024年の生産量について、鹿児島は2万7000トンで静岡の2万5800トンを抜き、初めて全国1位となりました。
荒茶の生産量で鹿児島が静岡を上回り首位に立ったのは、1959年の統計開始以来、初めてです。
背景として農林水産省では、ここ10年間で茶葉の栽培面積が静岡では3割近く減少したのに対し、鹿児島では5%程度の減少にとどまったこと、また鹿児島ではペットボトル用の茶葉などで需要が安定し、茶葉の収穫量を増やせたことなどがあるとみています。
この快挙について県茶生産協会の坂元会長は次のように話しました。
県茶生産協会・坂元修一郎会長
「農家の努力はもちろん、行政、農協、指導機関、茶商、みなさんの協力があって今があると思う。これを機にさらに鹿児島だけでなく日本のお茶自体が(世界で)売れていけばいいと期待している」