SNS型投資詐欺・被害額8億円超 2024年に入り急増 警察が注意呼びかけ 鹿児島県
2024年10月11日(金) 18:50
鹿児島県内では2024年、SNS型投資詐欺の被害が急増しています。
このような詐欺被害の防止などを呼びかける全国地域安全運動が、11日から始まりました。
犯罪のない地域社会の実現を目指す全国地域安全運動。
県警本部で行われた出発式には県警の幹部ら約60人が出席しました。
2024年の重点目標の一つに上げられているのが、SNS型投資詐欺などの被害防止です。
警察によりますと、SNS型投資詐欺とは著名人の名前を使った嘘の投資広告や、「必ずもうかる」といったメッセージでSNSに誘導して「手数料」などの名目で金銭を振り込ませるものです。
2024年に入り県内では被害が相次ぎ、被害額は8月末時点で8億4000万円余りとなっています。
全国地域安全運動は10月20日まで実施され、各警察署が特殊詐欺の防止教室といった取り組みを行うことにしています。
ではこのSNS型投資詐欺の現状について見ていきます。
まずこちらのグラフをご覧ください。
鹿児島県内の2015年から2024年8月までのうそ電話詐欺と、SNS投資型詐欺の被害額の推移をまとめたものです。
実は2021年までは減少傾向が続いていて、約3000万円にまで被害額は減っていました。
しかし、ご覧のようにそれ以降は被害額が急増していることがグラフからも読み解けます。
2023年は1年間で約4億5000万円、そして2024年はまだ8月末時点で既に10億円を超えています。
この10億円のなかでも8割以上となる、約8億5000万円がSNS型投資詐欺の被害金額となっています。
うそ電話詐欺が96件で1億6千万円余り、一方SNS型は73件で8億円を超えていて、単純計算すると1件あたりの被害額の大きさもSNS型が上回っています。
被害者について見てみますと50代から70代が多くなっています。
ある警察署の捜査員は「毎日のように被害相談や被害届が出されている」と話していて、被害の深刻さが分かります。
警察は「一度も会ったことがないのに、電話やネットだけでお金のやりとりの話が出た場合は、詐欺を疑ってほしい」と注意を呼びかけています。
このような詐欺被害の防止などを呼びかける全国地域安全運動が、11日から始まりました。
犯罪のない地域社会の実現を目指す全国地域安全運動。
県警本部で行われた出発式には県警の幹部ら約60人が出席しました。
2024年の重点目標の一つに上げられているのが、SNS型投資詐欺などの被害防止です。
警察によりますと、SNS型投資詐欺とは著名人の名前を使った嘘の投資広告や、「必ずもうかる」といったメッセージでSNSに誘導して「手数料」などの名目で金銭を振り込ませるものです。
2024年に入り県内では被害が相次ぎ、被害額は8月末時点で8億4000万円余りとなっています。
全国地域安全運動は10月20日まで実施され、各警察署が特殊詐欺の防止教室といった取り組みを行うことにしています。
ではこのSNS型投資詐欺の現状について見ていきます。
まずこちらのグラフをご覧ください。
鹿児島県内の2015年から2024年8月までのうそ電話詐欺と、SNS投資型詐欺の被害額の推移をまとめたものです。
実は2021年までは減少傾向が続いていて、約3000万円にまで被害額は減っていました。
しかし、ご覧のようにそれ以降は被害額が急増していることがグラフからも読み解けます。
2023年は1年間で約4億5000万円、そして2024年はまだ8月末時点で既に10億円を超えています。
この10億円のなかでも8割以上となる、約8億5000万円がSNS型投資詐欺の被害金額となっています。
うそ電話詐欺が96件で1億6千万円余り、一方SNS型は73件で8億円を超えていて、単純計算すると1件あたりの被害額の大きさもSNS型が上回っています。
被害者について見てみますと50代から70代が多くなっています。
ある警察署の捜査員は「毎日のように被害相談や被害届が出されている」と話していて、被害の深刻さが分かります。
警察は「一度も会ったことがないのに、電話やネットだけでお金のやりとりの話が出た場合は、詐欺を疑ってほしい」と注意を呼びかけています。