加計呂麻島で平氏伝承の伝統行事「諸鈍シバヤ」奉納 鹿児島・瀬戸内町
2024年10月11日(金) 18:30
鹿児島・奄美大島の話題です。
鹿児島県瀬戸内町・加計呂麻島の集落で受け継がれ、国の重要無形民俗文化財に指定されている、伝統芸能「諸鈍シバヤ」が11日奉納されました。
瀬戸内町の古仁屋港からフェリーで約20分の距離にある加計呂麻島。
「諸鈍シバヤ」は、1185年の壇ノ浦の戦いで源氏に敗れ、島に逃れてきた平資盛が住民に教えたとされています。
毎年、旧暦の9月9日に平資盛がまつられている諸鈍集落の大屯神社で奉納されています。
「シバヤ」は芝居や芝居小屋を意味し、手作りの紙のお面と、かさをかぶった小中学生や大人の男衆が、棒を使った踊りや手踊りなどをユーモラスに演じるのが特徴です。
徒然草の作者・吉田兼好にちなんだ「キンコウ節」に、宋が中国を統一した時の祝いの踊りとされる「スクテングヮ」。
11演目が披露され見物客からは大きな拍手が送られていました。
見物客
「子どもから大人まで集落全体で伝統があるのは素敵」
「独特な音楽で、見に来てよかった」
諸鈍シバヤ保存会長
「諸鈍の宝であり、瀬戸内町の宝。継承して来年以降も開催されるよう頑張っていく」
鹿児島県瀬戸内町・加計呂麻島の集落で受け継がれ、国の重要無形民俗文化財に指定されている、伝統芸能「諸鈍シバヤ」が11日奉納されました。
瀬戸内町の古仁屋港からフェリーで約20分の距離にある加計呂麻島。
「諸鈍シバヤ」は、1185年の壇ノ浦の戦いで源氏に敗れ、島に逃れてきた平資盛が住民に教えたとされています。
毎年、旧暦の9月9日に平資盛がまつられている諸鈍集落の大屯神社で奉納されています。
「シバヤ」は芝居や芝居小屋を意味し、手作りの紙のお面と、かさをかぶった小中学生や大人の男衆が、棒を使った踊りや手踊りなどをユーモラスに演じるのが特徴です。
徒然草の作者・吉田兼好にちなんだ「キンコウ節」に、宋が中国を統一した時の祝いの踊りとされる「スクテングヮ」。
11演目が披露され見物客からは大きな拍手が送られていました。
見物客
「子どもから大人まで集落全体で伝統があるのは素敵」
「独特な音楽で、見に来てよかった」
諸鈍シバヤ保存会長
「諸鈍の宝であり、瀬戸内町の宝。継承して来年以降も開催されるよう頑張っていく」