鹿児島市・小中一貫の「桜島学校」 市教委「2026年4月の開校は大変厳しい状況」
2024年10月11日(金) 18:45
鹿児島市が桜島に建設を計画している、小中一貫の義務教育学校について、工事費用が折り合わず業者が決まっていないことが分かりました。
開校は2026年4月を予定していますが、鹿児島市教育委員会は「大変厳しい状況」としています。
桜島学校は鹿児島市で初めての義務教育学校として計画されているもので、桜島の小中学校合わせて8校を統合し、2026年4月の開校を目指しています。
しかし、鹿児島市教育委員会によりますと、新築工事の着工へ向け2024年7月に入札を行ったところ、作業員の確保の困難や資材の高騰などを理由に、鹿児島市の希望額と業者が提示した額が折り合わず、入札が不調になったということです。
その後、鹿児島市は単価を見直し、再入札を行ったり、応札した業者との随意契約の交渉を打診しましたが成立しませんでした。
市教委はKTSの取材に「事業者が決定しなかったことは重く受け止めている」とした上で、2026年4月の開校予定について「大変厳しい状況」と、遅れる可能性を示唆しました。
この問題について市教委は、11日午後6時半から地元住民らに説明し、今後の対応を検討したいとしています。
開校は2026年4月を予定していますが、鹿児島市教育委員会は「大変厳しい状況」としています。
桜島学校は鹿児島市で初めての義務教育学校として計画されているもので、桜島の小中学校合わせて8校を統合し、2026年4月の開校を目指しています。
しかし、鹿児島市教育委員会によりますと、新築工事の着工へ向け2024年7月に入札を行ったところ、作業員の確保の困難や資材の高騰などを理由に、鹿児島市の希望額と業者が提示した額が折り合わず、入札が不調になったということです。
その後、鹿児島市は単価を見直し、再入札を行ったり、応札した業者との随意契約の交渉を打診しましたが成立しませんでした。
市教委はKTSの取材に「事業者が決定しなかったことは重く受け止めている」とした上で、2026年4月の開校予定について「大変厳しい状況」と、遅れる可能性を示唆しました。
この問題について市教委は、11日午後6時半から地元住民らに説明し、今後の対応を検討したいとしています。