鹿児島大学病院 18日から新しい外来診療棟がオープン 患者の利便性、治療の効果向上に期待
2024年9月17日(火) 18:33
9月18日から、鹿児島市の鹿児島大学病院の新しい外来診療棟がオープンするのを前に、報道陣向けに施設が公開されました。
これまで建物が別だった歯科もまとめて1つの建物で診療できるようになったほか、個室の病床数も増えて利便性が大きく高まることが期待されます。
鹿児島市桜ヶ丘の鹿児島大学病院は、2005年からの再開発計画で建物の整備を行っていて、最後に完成した建物が外来診療棟・A棟です。
野平美奈子記者
「こちらが新しい診療棟の総合受付です。以前より広々としていて、動線も分かりやすくなったということです」
これまで別々の建物で行っていた、医科診療と歯科診療が全てこのA棟に統合。例えば5階には小児科・小児外科・小児歯科を集約していて、子どもの治療は1フロアで全て行えます。
患者の利便性が高まるだけでなく、医科と歯科の連携により病状によっては治療の効果も上がることが期待されます。病院全体の病床数もこれまでの653床から704床に増えただけでなく、需要が高いという個室も増設しました。
立地を活かした眺望は既に入院している患者からも好評だと言います。さらに、設備面ではこんな特徴も…。
野平美奈子記者
「総合受付には災害時に備えて非常用の電源や医療ガスといった設備や、置いてあるソファもベッドとして活用できるということです」
開院は18日からで、受付番号札の発券開始は午前7時半からです。
鹿児島大学病院 坂本泰二病院長
「非常に短時間に効果的な治療を受けていただくことが可能になった。患者さんにとっては利便性が上がることだし、それによって治療の意欲も増してくるんじゃないかと思う」
鹿児島大学病院は今後既存の建物の取り壊しなどを行い、2028年には全ての整備が完了するということです。
これまで建物が別だった歯科もまとめて1つの建物で診療できるようになったほか、個室の病床数も増えて利便性が大きく高まることが期待されます。
鹿児島市桜ヶ丘の鹿児島大学病院は、2005年からの再開発計画で建物の整備を行っていて、最後に完成した建物が外来診療棟・A棟です。
野平美奈子記者
「こちらが新しい診療棟の総合受付です。以前より広々としていて、動線も分かりやすくなったということです」
これまで別々の建物で行っていた、医科診療と歯科診療が全てこのA棟に統合。例えば5階には小児科・小児外科・小児歯科を集約していて、子どもの治療は1フロアで全て行えます。
患者の利便性が高まるだけでなく、医科と歯科の連携により病状によっては治療の効果も上がることが期待されます。病院全体の病床数もこれまでの653床から704床に増えただけでなく、需要が高いという個室も増設しました。
立地を活かした眺望は既に入院している患者からも好評だと言います。さらに、設備面ではこんな特徴も…。
野平美奈子記者
「総合受付には災害時に備えて非常用の電源や医療ガスといった設備や、置いてあるソファもベッドとして活用できるということです」
開院は18日からで、受付番号札の発券開始は午前7時半からです。
鹿児島大学病院 坂本泰二病院長
「非常に短時間に効果的な治療を受けていただくことが可能になった。患者さんにとっては利便性が上がることだし、それによって治療の意欲も増してくるんじゃないかと思う」
鹿児島大学病院は今後既存の建物の取り壊しなどを行い、2028年には全ての整備が完了するということです。