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シルバーカップサッカー大会が開幕 65歳から87歳まで約110人がハッスルプレーを展開 鹿児島市

2024年9月16日(月) 18:38

鹿児島市では往年の名選手によるサッカーの交流試合があり、年齢を感じさせないハッスルプレーが展開されました。

1985年から続く県シルバーカップサッカー大会。

2024年は65歳から87歳までの約110人がエントリーし、年齢別に3試合が行われました。

メインマッチは75歳以上の選手による一戦です。

かつて様々な大会で活躍してきた選手たち。

キラリと輝くプレーが随所で披露されます。

先制ゴールは赤のユニフォーム元老ロイヤルレッド!

スペースに走り込みキーパーとの一対一を鮮やかに制しました。

先制ゴール・大山格さん(82)
「相手のいない所に走り込んで、(ボールが)来たらつないだりシュートしようと、元気があるうちに前半だけでも、と運良く決めることができた」

ロイヤルレッドのゴールを守るのは今大会最高齢、87歳の折田政昭さん。

判断良く飛び出して相手のゴールチャンスを潰します。

今大会最高齢・折田政昭さん(87)
「(ゴールキーパーは)やはり「無」の心。自分である程度方向を決めて逆にフェイントをかけてそこへ(止めに)行く」

Q.相手チームの攻撃を前に出て止めた、その時はどんな気持ちでしたか?
「キーパーの・・・喜びですよね」

試合は20分ハーフですが、10分ごとに休憩が入り水分補給をしながら試合が続きます。

選手の孫たちの黄色い声援もハッスルプレーを後押しします。

参加選手の孫
「頑張って!あれ、(応援しているのは)赤だっけ?」
「本当に自慢のおじいちゃん。全体的にかわいいというか頑張っているな、と」

フィールドに立つ自分たちは「選手」。

良いプレー、そして勝利を目指して、駆けまわる選手たち。

試合は2対2の引き分けで、互いの健闘を称え合いました。

西村兼美さん(86)
「練習の時はまだ激しい。試合の時はむしろ相手を気遣っている」

赤崎不二彦さん(77)
「試合は真剣に。真剣にやったから後の楽しみ(飲み会)がある。勝ち負けはいいんです」

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