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【予報士解説】台風13号 週末に奄美に接近か 奄美大島では早くも台風に備え 

2024年9月12日(木) 18:09

台風13号が日本のはるか南の海上を北上していて、特に奄美地方や種子島・屋久島地方では影響を受けそうです。今後の進路など、新井気象予報士の解説です。


台風13号は3連休初日の14日、奄美地方に最も接近する予想です。

12日午後3時の時点では台風の中心は日本のはるか南海上にあり、今後勢力を強めながら北北西に進む予想です。

14日~15日、奄美地方に接近する頃には強い勢力に発達するとみられます。

警戒すべき点をまとめました。

14日(土)~15日(日)、強い勢力で奄美に最も接近、猛烈な風と猛烈なしけ、非常に激しい雨が予想されます。

一部の電柱が倒壊したり、建物の一部が広範囲に飛散するなどの被害が想定されます。

予想される24時間降水量は14日(土)正午までに奄美地方北部、南部で150ミリ、15日正午にかけては150ミリが予想され(いずれも多い所)、奄美地方南部の最大瞬間風速は土曜日の段階で50mと予想されています。

奄美大島ではすでに台風13号の接近に備える動きがみられました。

青空が広がった12日正午すぎの奄美市笠利町の漁港では台風13号の接近に備え、係留している漁船をロープで固定するなど、強風や波から船を守るための対策に追われる人の姿が見られました。

台風対策をしていた漁業者
「風でアンカーが引っ張られるのでロープを張っている。(台風が)こちらを通ってしまうとうねりが入ってくるし、風も強くなる」

Q漁には出られない?
「次から次に(台風が)来るので当分の間は出られない」

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