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鹿児島県議会では県警の不祥事を巡り、一部会派が百条委員会の設置を提案しています。
１２日は百条委員会の早期設置を求める市民団体が、県議会のすべての会派に要望書を手渡しました。


鹿児島県警の性暴力軽視・隠ぺい体質を問う会　松永三重子さん
「信頼できる県警に生まれ変わってほしいと思うので、県議会議員が努力してもらえるとありがたい」


県警の一連の不祥事を巡っては、県民連合が地方自治法に基づき、強い権限で調査できる百条委員会の設置を提案していましたが、自民党県議団と公明党県議団が現時点での設置を見送る考えを示しています。

こうした中、「鹿児島県警の性暴力軽視・隠ぺい体質を問う会」のメンバーが１２日の議会後、各会派の控室を訪れ、早期の百条委員会設置を求める要望書を手渡しました。


また、これに先立って会のメンバー約１５人は、１２日朝、県議会棟の前でプラカードなどを掲げ、道行く車のドライバーらに早期の百条委員会設置を訴えました。

鹿児島県警の性暴力軽視・隠ぺい体質を問う会　松永三重子さん
「様々なことができる百条委員会をぜひ設置して、真相を明らかにしてほしい」