鹿児島県警の前生活安全部長 本田被告の裁判で公判前整理手続き適用が決定・鹿児島県
2024年9月6日(金) 18:25
職務上知り得た情報を漏らしたとして、国家公務員法違反の罪に問われている鹿児島県警の前の生活安全部長、本田尚志被告の裁判で、争点を明らかにして日程を迅速に進めるために行われる、公判前整理手続きが適用されることが分かりました。このため、公判が始まるのは2025年以降になるとみられています。
県警の前の生活安全部長、本田尚志被告は、県警を退職した後の2024年3月、霧島署員によるストーカー事案に関する警察の内部資料などをジャーナリストに郵送し、職務上知り得た情報を漏らしたとして、国家公務員法違反の罪に問われています。
本田被告の弁護士によりますと、鹿児島地裁は9月5日付けで、本田被告の裁判について公判前整理手続きを適用することを決定したということです。
公判前整理手続きは、裁判所、検察官、弁護士が、公判が始まる前に裁判の争点を明確にして、どんな証拠が必要かを検討したり、判決までのスケジュールを立てるものです。
本田被告の弁護士は7月下旬、捜査の適法性や、本田被告の行為が公益通報にあたるとする点について争点を整理するために、鹿児島地裁に対して、公判前整理手続きの適用を請求していました。
本田被告の弁護士は、公判で無罪を主張する方針を示していて、公判が始まるのは少なくとも2025年以降になるのではないかとみています。
県警の前の生活安全部長、本田尚志被告は、県警を退職した後の2024年3月、霧島署員によるストーカー事案に関する警察の内部資料などをジャーナリストに郵送し、職務上知り得た情報を漏らしたとして、国家公務員法違反の罪に問われています。
本田被告の弁護士によりますと、鹿児島地裁は9月5日付けで、本田被告の裁判について公判前整理手続きを適用することを決定したということです。
公判前整理手続きは、裁判所、検察官、弁護士が、公判が始まる前に裁判の争点を明確にして、どんな証拠が必要かを検討したり、判決までのスケジュールを立てるものです。
本田被告の弁護士は7月下旬、捜査の適法性や、本田被告の行為が公益通報にあたるとする点について争点を整理するために、鹿児島地裁に対して、公判前整理手続きの適用を請求していました。
本田被告の弁護士は、公判で無罪を主張する方針を示していて、公判が始まるのは少なくとも2025年以降になるのではないかとみています。